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シラーとシラーズの違い

2009.3.19 (木) - ニューヨーク時間
 
 
この前、友達がワインリストを見ながら 「シラーとシラーズってどう違うの?」 と聞いてきたので、

今日はその違いについてご説明でーす。

名前は似てるけどスペルも違うし、あれれ、別モノ?同じモノ? とちょっとこんがらがっちゃいますよね。
(んなもん、こんがらがんねーよ!って人はこの記事無視してくださーい♡)

まず、結論から言いますと同じです。

同じ品種のブドウの事を指しています。

呼び名が違うのは、簡単に言うと “シラーズ” というのはオーストラリアで栽培されているもの、

そしてその他フランスやらカリフォルニアやらチリやら、、、、ってのは全部 “シラー” と呼ばれています。

じゃあ、産地の違いによって呼び名が違うだけ?となるのですが、これがまた若干違うんですねー。

確かに同じ品種のブドウなのですが、味わいが全く異なります。

ではその特性にまいりたいと思います。


まずは “Syrah (シラー)” から。
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<Syrah / シラー>

シラーの代表格とも言えるフランス、
ローヌ谷北部生まれのお嬢様、
← 『HERMITAGE (エルミタージュ)』 ~♡

その味わいはと言いますと、まずシラーの特徴である深みのあるベルベットのようなルビー色に、滑らかな口当たり。それでいてスパイシーでタンニンの力強さを感じます。複雑で濃厚、且つエレガントな味わいです。
一方で同じローヌでも南の地域で栽培されたものはフルーティーで、黒コショウのようなスパイスの香りが一層強いのが特徴的です。
例えばプロヴァンス地方の 『Châteauneuf-du-Pape (シャトーヌフデュパプ)』 等は有名ですね。

『HERMITAGE Les Bessards (エルミタージュ)』 の過去ログはこちら ⇒ ここでーす。
AOCについての過去ログはこちら ⇒ ここでーす。





ではでは、お次は “SHIRAZ (シラーズ)” について。
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<SHIRAZ / シラーズ> ※オーストラリア産

まずフランスやカリフォルニアの “シラー” と決定的に違う事は、そのブドウ本来の風味、そして口いっぱいに広がるチョコレートの味わいです。黒コショウのスパイシー感はその他の地域の “シラー” と似ていますが、滑らかで深いブラックベリーやグレープそのものの風味がギュっと凝縮されているのが特徴的です。
複雑で繊細、エレガントな “シラー” に比べ、オーストラリアの “シラーズ” は、シンプルで本来の (ブドウ) の旨味を最大限に引き出していると言えます。とにかくすごく力強いのです!!
このオーストラリアの “シラーズ” こそが、今のオーストラリアワインを確固たるものにしたと言っても過言ではないと思います。


『AMON-Ra (アモン・ラ)』 の過去ログはこちら ⇒ ここでーす。
『OLD BASTARD (オールド・バスタード)』 の過去ログはこちら ⇒ ここでーす。
『Velvet Glove (ベルベット・グローブ)』 の過去ログはこちら ⇒ ここでーす。
『MITOLO “G.A.M. (ミトロ)』 の過去ログはこちら ⇒ ここでーす。




なので、フランス等の “シラー” が黒木瞳や松嶋菜々子だとしたら、
オーストラリアの “シラーズ” は若手新鋭の宮崎あおいちゃんや、堀北真希(?)ちゃんといったところでしょうか。
経験も深みも違うけど、貫禄や実力は充分の同じ女優よー!みたいな。笑

c0147185_8521731.jpg
<ひとりごと>
ちなみにこちらは “シラー”“シラーズ” のブドウね。⇒
 
・・・と、ここまで書くのに結構時間掛かったのですが
でもいいの、知ってるの。
時間かけた記事ほどつまらないっ事くらい、
充分にわかってるわ!
(PCの調子が悪く、4回書き直しました。笑)

でもまだまだワインネタ続きます。
この際、嫌がらせです。

( ̄ー ̄) うふふーん

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by ny-ann | 2009-03-20 10:35 | ワイン
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